本気でアートと心理療法をやっていきたいのであれば、
精神科医、臨床心理士、作業療法士などのきちんとした資格でないと、ダメなのでは?とお思いの方もいるでしょう。
確かに、巷に氾濫する○○セラピー系の資格は、資格商法のような側面があることは事実です。
それではアートセラピーの資格も、所詮は資格商法なのでしょうか?
これは一概には言えませんが、一つ言えるのは、
権威のある資格=需要がある ではない、ということです。
例えば、占い師はどうでしょうか。怪しいイメージですが、実は、女性からの需要はとてつもなく高いのです。世の中にはカウンセラー系の資格もたくさんありますし、カウンセラーを受けたい人よりもなりたい人の方が多いのが現状なのです。しかし、何の権威もない占い師に、多くの人が悩みを相談する。高いお金を払って、純粋なカウンセリングだけを受けにいくというのは、日本ではかなり稀です。
例えば投薬が必要な場合は精神科へ行く必要があるのですが、悩みの相談レベルでは、権威あるカウンセラーよりも、怪しい占い師の方が需要という意味では圧勝なのです。
需要があるということは、それだけ求める人がいるということ。どちらかというとアートセラピーも、権威を持つことにそれほど意味がない職種です。権威がない=胡散臭いと社会ではされていますが、
アートセラピーに関しては、いかにその仕事と関わっていくかの方が重要です。
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